2012年6月1日金曜日

電気自動車のエネルギー源について思うこと

2012.05.30

福島原発事故が起こる前は、原子力発電で、発電したエネルギーを電気自動車で使うという世論の形成に完全に成功していた。

しかし、いまやその論調は完全にトーンダウンし、電気自動車で、化石燃料を燃やした電気を使う限り等価的なCO2排出量はプリウスと変わらないという説もでてきた。

地球の、文明の持続性の観点では、たしかに以前ほどのスマートさにかげりが出てきた感もある。

しかしながらである。
さにあらずというのが過去2ヶ月使った経験からの意見。

その1は、電気自動車は意外に電気を食わないものである。という実感から。
我が家は、かみさんが一ヶ月約800km使用して、電気量が約130kW。
我が家の総使用量は一ヶ月約620kw。
占める割合は20%。
言い換えると、我が家には他にIMIEVがもう4台ほどいるのである。

思い出しても、エアコン>TV>冷蔵庫>洗濯機位しか頭に浮かばない。
家電品はずいぶんと電気を食うものだと思う。

節電の余地がまだまだ大きいと判断する。

その2は、それでも環境にやさしくなる。
原子力エネルギーが使えない今、化石燃料を間接的に使用している。
仮に同じエネルギー効率としても、電気自動車に大きな分がある。


最近、節電のために窓を開けて走ることが多いが、感じることは道路の空気の汚さ!
今まで、エアコンを常に使っていてとわからないこと。
個々の車の排ガス処理は進んできたとはいえ、やはり、経済的な限界のために
完璧ではない。
たとえば、冬の朝などは、とんでもない空気汚染レベルである。


それに比べると、現代の火力発電所は、非常に高度の排気処理を行っている。
車の比ではないらしい。
集中して処理をすれば経済性も高い。

将来は、プラントでCO2固定の技術が出てくる。

とはいいつつも、やはり化石エネルギーを使った電気自動車の姿も、そんなに格好のよいものではない。




地球が過去40億年かけて一生懸命蓄えてた太陽のエネルギーを現代の人類は、死に物狂いで、地底から取り出して地球環境に放出している。

こんなことがいつまでも続くわけがない。
いずれか終わりが来る。

考えてみると放射能の問題が解決したとしても、原子力も問題である。
従来なかった熱を大量に環境に放出する。

原子力発電は、今回の事故からも明らかになったが、冷却が大問題である。
原子力エネルギーの電気としての利用効率は相当低い。

たくさんのあまった熱が地球環境に放出されているのである。


こうやって考えてくるとやはり、過去ではなく現時点の太陽エネルギーを使わせていただき
最終的に、熱にして環境に放出することが理想である。

太陽エネルギー、風力エネルギー・・・

太陽の機嫌が損なわれない限り、地球環境的エネルギー収支バランスが当面保たれそうである。

次は、太陽エネルギーの利用でも考えてみるか・・・






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