2012.07.18
GMのVOLTを運転する機会に恵まれた。
VOLTも一種の電気自動車でありいわゆるPHEVである。
最初は充電された電池で走り電池が空っぽになるとエンジンが回り始める。
エンジンが発電機を回して電気をモータに供給する。
電池だけだと60km程度しか走行できない。
車を受け取り乗り込んだ。
日本の車とずいぶんHMIが異なる。
メータがLCDのパネルになっている。
スイッチを切り替えると、細かな情報が英語で表示される。
とりあえず出発。
150馬力の日立製のモータが、1.6トンの車体を強引に加速する。
アクセルの動きに俊敏に反応し、なかなか頼もしい。
しかし、オーディオ、エアコンの操作がなんとなくぎこちない。
ラジオの感度が悪くよく聞こえないのでオーディオをOFFすると
なんと、バッテリの状態を表示が同時にOFFする。
この辺の設計思想がなかなか理解できない。
走行しているうちに、この炎天下にダクトから熱風が吹き出した。
よくわからない。
一回Offして再投入で直った。
何を違えたんだろう・・・・
運転そのものはきわめて快適。
空力に気を配っているのがよくわかる。
風きり音もレベルが低い。
気がつくと、バッテリが空になって、ガソリンタンク表示になっていた。
一定速度巡航中であったため、エンジンの始動はまったくわからず。
GMの気合を感じた。
しかしながら、アクセルを吹かすと1.4Lのエンジンが猛烈に回りだす。
遮音のよいボディーのためそれでも騒音はひくめ。
しばらく走ると下記の走行モードが存在するのがわかった。
1)バッテリ⇒モータ走行。力強く、まさに電気自動車の走り。
2)エンジン⇒モータ走行。それほど力強くない。
3)エンジン+バッテリ⇒モータ走行。力強い
4)バッテリ⇒モータ走行。1)と同じ。ただしすぐにバッテリがからっぽになりエンジンスタート。
どうもエンジンで直接バッテリは充電しないようである。
回生のエネルギーをしこしことバッテリにためる。
回生エネルギーは上記の3)と4)のモードで消費する。
バッテリが空になった後の燃費は意外に悪くて12~15km/L程度。
少しがっかりの特性。
エンジン発電機があるのは精神衛生じょうすこぶるよろしい。
最近、米国でVoltがLeafを販売台数で抜いたという記事があったが、
やはりこれが理由だろう。
メインのメータ。ビットマトリクスのLCDを使った表示を行い、
ダイアルを回すことにより様々な表示内容切り替える。
サブのディスプレイ。オーディオ、ナビ、エアコン、エネルギ状態表示を切り替えることができる。
HMIはいまひとつわかりにくい。
バッテリが切れた後の燃費表示。田舎道を100kmほど走って、14km/L程度。
意外によくない。
バッテリが空っぽになったあと、走行で二度とバッテリが充電されない。
回生分ではグリーンの表示は出ない。